医療法人 雄心会

 このたび4月1日付で医療法人雄心会函館新都市病院に赴任いたしました蔭山です。神経内科と言われてもピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、簡単に言いますと、脳神経外科−手術+アルファという科であり、一般的には脳、脊髄、末梢神経、筋肉を診る内科と定義されています。
 現代の医療では殆どの領域で内科系と外科系が併存しています。例えば循環器科と心臓外科、消化器科と腹部外科、呼吸器科と肺外科などが代表的なものですが、脳に関しては主に心を診る精神科と脳卒中や脳腫瘍、頭部外傷を診る脳神経外科が殆どを占めていました。しかし近年高齢化社会の到来と共に主に脳の老化による疾患が急増し、脳という臓器を内科的に診る神経内科医の需要が高まっています。
 例えばめまい、しびれなど軽い症状で起きる軽症の脳卒中、難治性の頭痛、パーキンソン病や脳卒中後遺症に代表される運動機能障害、アルツハイマー病、認知症の初期など、神経内科医が必要とされる領域は多岐にわたっています。幸い当院には64列マルチCT、高解像度SPECT装置(脳血流などを詳しく見ることが出来ます)、そして世界最高水準の3.0テスラMRIなど高度先進機器が配備されていますので、伝統的な神経学的診察にこれらの所見をプラスする事によって、速やかに診断を下し、適切な治療方針を立てる事が可能と考えます。
 最近はゲーム機による脳年齢チェックが流行ですが、めまい、ふらつき、ふるえ、歩行障害、物忘れなど気になる症状がありましたら、脳の健康チェックの意味も含め、お気軽に当科を受診いただければ幸いです。
最近物忘れがある めまいがある 動作が遅い
日中からボーッとしている まぶたが下がる ころびやすい
時々意識がなくなる 言葉がはっきりしない 歩きにくい
頭が痛い ものが二重に見える 歩けない
体や手足の力が入らない しびれがある 立てない
手足がふるえる 痛みがある
などがあります。
なお気分の落ち込みやイライラ、頑固な不眠、幻聴、幻覚などは当科の対象疾患ではありませんのであらかじめ御了承下さい。
主に当科が担当する疾患には下記の様なものがあります。
軽症脳卒中 パーキンソン病 認知症
髄膜炎など脳の炎症性疾患 慢性頭痛 てんかん
内科的疾患に伴う神経・筋障害 不随意運動 筋無力症
多発性硬化症 筋炎など筋疾患 眩暈症
脊髄小脳変性症 末梢神経障害 脳炎
他にも色々ありますので、気になる症状があればお気軽に
外来までご相談下さい。
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